屋形船 第五網さだ丸の船底清掃及び塗装

桜の時期も終わり、いよいよ

春本番となり、網さだの

屋形船も繁忙期に向け造船所に

3~4日の予定で上架しお化粧

直しをします。

屋形船として全体的な見映え

を良くする事も大事ですが

船底を洗い、舵板、スクリュー

吸水口、クラックの有無等々

各部のチエックをし最後に

船底塗料を塗ります。

網さだ の係留場所は江戸川で

汽水域となりこれは真水と

海水が混ざりあった場所ですが

船底をメンテせず放っておくと

フジツボや海藻がびっしりと付き

速力、燃費の低下、振動等が

発生し悪影響のみとなります。

上の写真・・少しフジツボ多いですね~

雨が少なかったせいか?

船底塗料の色としては

赤、青、黒、白などが有りますが

一般的なイメージとしては

赤が多いですよね~

これは現在の主な塗料の

原料が亜酸化銅(水生生物が嫌う)

で基本的な色が赤だからです。

他の機能として自己崩壊型と

なっていて少しずつ塗料が

汚れとともに剥がれ落ちて

いきます。(賢い)

大昔は何も塗らず手入れが

大変だったみたいですが

大航海時代にはコールタール

やオイルを塗っていたみたいで

でもこれは防水の為では?(不明)

現在形の塗料として最近まで

有機スズ化合物を含む塗料が

出ていましたが環境汚染を

引き起こすことがわかり

1990年に使用が禁止されました。

 

このように環境を大事にし

少しでも日本の川や海が

綺麗になれば・・・

綺麗な川や海が

有ってこその

屋形船・・・・

 

 

 


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