東京屋形船での忘年会
12月も中頃となり屋形船での忘年会が 忙しい時期になり土曜日...
桜の時期も終わり、いよいよ
春本番となり、網さだの
屋形船も繁忙期に向け造船所に
3~4日の予定で上架しお化粧
直しをします。
屋形船として全体的な見映え
を良くする事も大事ですが
船底を洗い、舵板、スクリュー
吸水口、クラックの有無等々
各部のチエックをし最後に
船底塗料を塗ります。
網さだ の係留場所は江戸川で
汽水域となりこれは真水と
海水が混ざりあった場所ですが
船底をメンテせず放っておくと
フジツボや海藻がびっしりと付き
速力、燃費の低下、振動等が
発生し悪影響のみとなります。
上の写真・・少しフジツボ多いですね~
雨が少なかったせいか?
船底塗料の色としては
赤、青、黒、白などが有りますが
一般的なイメージとしては
赤が多いですよね~
これは現在の主な塗料の
原料が亜酸化銅(水生生物が嫌う)
で基本的な色が赤だからです。
他の機能として自己崩壊型と
なっていて少しずつ塗料が
汚れとともに剥がれ落ちて
いきます。(賢い)
大昔は何も塗らず手入れが
大変だったみたいですが
大航海時代にはコールタール
やオイルを塗っていたみたいで
でもこれは防水の為では?(不明)
現在形の塗料として最近まで
有機スズ化合物を含む塗料が
出ていましたが環境汚染を
引き起こすことがわかり
1990年に使用が禁止されました。
このように環境を大事にし
少しでも日本の川や海が
綺麗になれば・・・
綺麗な川や海が
有ってこその
屋形船・・・・