令和5年度 お江戸投網月間
コロナ前まで毎年恒例の江戸川投網保存会主催お江戸投網まつりを...
先週6月21日(水)は浅草、桜橋桟橋
ご乗船のお客様でした。
発達した低気圧が関東を通過したため
朝から雨、風のダブルパンチで
屋形船を出航させるか迷いましたが
予報で夕方前には雨がやみ風も
収まる方向でしたので・・
何とか無事に終わりお客様にも
喜んでいただきました。
本当に最近のネットによる天気予報は
非常に助かります!
地域ごとの雨雲、風等々の予報が
時間ごとにリアルタイムで表示され
屋形船を運航するうえで非常に
便利なツールとなっています。
一昔前はテレビ、ラジオ、電話等で
情報を入れていましたし親父たちは
観天望気(今でも重要です)も使い
天気を判断していました。
(古来より漁師等々の人々が経験的に
自然現象や、生物の行動で天気を見る)
またこの日は一年で最も昼が長く
夜が短い夏至でした。
夏至は太陽が夏至点を通過する日で
古代から特別な日として崇められ
古代遺跡、特にイギリスのストーンヘンジ
は夏至の朝の光がサークルの中心にある
祭壇石まで一直線に差し込むように
設計されているのが有名ですよね。
日本でも古来より農耕の目安や
祝いの対象として重んじられており
2003年から始まった100万人の
キャンドルナイトのイベントが
有り当日は電気を消してスローな
夜を過ごそ~夜空を見よう~
という事で東京タワー、レインボーブリッジ
スカイツリー等々全て電気が
消え・・・でも・・・・
嵐の後だったのでなぜか
寒々しく・・
これは網さだ 屋形船の主機の写真です。
写っていませんが手前には発電機が
2台設置され屋形船の電気を供給
しています。
6月の初めごろより船の検査と
整備を集中的に行いました。
網さだの屋形船は
20トン未満のものと20トン以上の
物が有りそれぞれ検査の仕様が違います。
20トン未満のものはJCI船となり
国の代わりに小型船舶検査機構が
6年ごとの定期検査、3年目の
中間検査を行います。
20トン以上の船はJG船となり
国(国土交通省)が5年ごとの
定期検査、毎年の中間検査を
行っています。
基本、車の車検と同じようなもので
安心、安全な乗り物として
運航されています。
網さだとしては運航前のチエックと
週に1~2回程写真の様に畳と
蓋を外し機関場の点検を行って
いますが年一回は機械屋さんに
詳細な点検、部品交換を依頼して
これからの繁忙期に向け万全な
状態で屋形船を運航できるように
しています。